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『ALWAYS 三丁目の夕日’64』:どん底の日本に必要だった「お伽話」

作品概要シリーズ3作目となる『ALWAYS 三丁目の夕日'64』は、第1回東京オリンピックが開催された昭和39年の東京下町が舞台。敗戦からの復興を経て、オリンピック特需に湧いた上り調子の日本。人々の生き方にも、いろいろな可能性があった古き良...
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『ALWAYS 続・三丁目の夕日』前作より話に広がりと深みが出て見応えあり!

シリーズ2作目となる『ALWAYS 続・三丁目の夕日』は、時間軸を前作から4ヶ月後の昭和34年に設定。失踪したヒロミのその後や茶川の芥川賞へのチャレンジ、鈴木家で預かることになった美加、ロクの幼なじみ武雄などが登場。さらに鈴木は戦友の牛島と...
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『ALWAYS 三丁目の夕日』レビュー:古き良き時代のジャパニーズ グラフィティ

『ALWAYS 三丁目の夕日』は西岸良平の漫画『三丁目の夕日』を原作に、高度経済成長期の人々を描いた映画。監督は『永遠の0』や『ゴジラ-1.0』などを手掛けた山崎貴。完成度の高いCG(コンピュータ・グラフィックス)やミニチュアを駆使し、当時...
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映画『あなたへ』:高倉健の遺作となったハートフルで少し悲しい物語

映画『あなたへ』は高倉健、田中裕子、ビートたけしの三人が、1985年の『夜叉』以来27年ぶりに顔を揃えて織りなす人間ドラマです。私はよく高倉健の演技を「何をやっても高倉健」と少し揶揄することが多いのですが、今作では定年を過ぎて嘱託として勤め...
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映画『夜叉』:男が妻に異性を感じなくなるのは何故だろうか?

「どうして結婚すると嫁さんとはXXXしなくなるんだろうか?」と訊く友達に、ボクはこう答えました。「つきあっている頃は彼女、結婚しても妻だけど、子どもができたら母。母になった妻は異性として見られなくなるんじゃないの?」この仮説の証明にはなりま...
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映画『居酒屋兆治』今となっちゃパワハラ男とメンヘラ女の物語?

作品概要映画『居酒屋兆治』は、脱サラして小さな焼き鳥屋を営む藤野英治と、かつて英治と愛し合った神谷さよとの終わりきれない恋を描いた作品。今の感覚で観るとパワハラ男やメンヘラ女に辟易するかもしれませんが、圧倒的な美しさを誇る大原麗子を堪能する...