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『THE FOG 2005』:えっ!と思わせる奇想天外なラストシーン

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SF・ホラー
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本作は1980年のホラー映画『THE FOG』のリメイク版となります。リメイク版はどうしてもオリジナルの前作と比較されるもので、たいていは酷評されるのが常です。

しかしB級ホラー映画としては、とくに酷評されるほど悪い作品ではありません。とくに前作を知らない人なら余計な比較に気を取られることなく、素直に楽しめるレベルに仕上がっています。

【主なキャスト・作品概要】

  • エリザベス:マギー・グレイス
  • ニック:トム・ウェリング
  • スティーヴィー・ウェイン:セルマ・ブレア
  • マローン神父:エイドリアン・ハフ
  • トム・マローン:ケネス・ウェルシュ
  • ブレイク:ラデ・シェルベッジア
  • 監督:ルパート・ウェインライト
  • 制作:ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル、デイヴィッド・フォスター
  • 配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
  • 公開(日本):2006年7月29日
  • 上映時間:100分
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THE FOG(ザ・フォッグ)2005 あらすじ

アメリカの小さな島アントニオ・ベイでは、100年前に島の繁栄を築いた「島の父たち」マローン、キャッスル、ウィリアムズ、ウェインの銅像がお披露目されていた。

しかし彼らのやったことは、新天地を求めてやってきたブレイクたちを皆殺しにして財産を略奪したことだった。

そのころエリザベスは毎晩悪夢にうなされるようになるが、100年前にマローンが書き残した日記を見つけたことで「島の父たち」の凶行を知る。

そして100周年を祝う島に、非業の死を遂げたブレイクたちの亡霊が霧と共に戻ってきた。

感想:新旧どちらもB級ホラーとしては、まずまずの出来

前作では単なるロマンス要員でしかなかった端役のエリザべスでしたが、本作では大胆に彼女をヒロインに変更したことで、「エリザべスデーン号」という船名の由来に、ようやく意味づけができました。

前作では船と彼女の名前がどちらも「エリザベス」なのに、両者になんの因縁もなくて「あれ?」という感じだったので、本作でやっとスッキリしました。

きっと本作の脚本家も前作を観て「なんでエリザベスつながりじゃねーんだよっ! 」ってツッコミ入れてたに違いありません。

しかも、エリザべスの正体が「え、まさか!」

この奇想天外なエンディングは、世界で3億人の前作ファンを唖然とさせたことは間違いありません。

実際にアマゾンのレビューを見ても、意表を突くラストの展開には酷評があふれていますが、なにもB級ホラ一にそこまで目くじら立てることもないかと思います。

むしろ劇中のあちこちに散りばめられていた伏線が最後に回収されているので、リメイク版の筋書きは個人的にけっこう好きです。

ブレイクたちが皆○しにされた様子が明確に描写されているところも、わかりやすくてOK!

これも比較になりますが、前作では霧で視界を遮られた「エリザベスデーン号」をマローンたちが海岸の焚き火で危険な水路に誘導して沈没させたとなっています。

でも、そんなにうまくいくかな〜って思いますよね?

本作でもさすがにそれはないだろうと、マローンたち4人はブレイクの船に乗り込み、銃を使ったり放火したりと海賊並みの凶行に及んでいます。

どっちかと言えば、こっちのほうが方法としては単純でわかりやすいと思います。

ちなみに前作でブレイクたちはハンセン病という設定でしたが、本作ではただ伝染病とだけ言われています。これは無用な差別を助長しないように、との配慮でしょうね。

新旧どちらも観るなら、まずはリメイク版からがおすすめ

もし『THE FOG』を1980年の前作と2005年の本作、両方観るとしたら、まずはこのリメイク版から観るのがおすすめです。

そのほうが旧作との余計な比較を意識することなく、まっさらな状態で楽しめると思います。そのあとで前作を観ると、古い映画に特有の画質の粗さがいい感じでホラーとしての情緒を醸し出しています。そしてリメイク版ではどこがどう変更されたのかも、よりわかりやすいでしょう。

ただ、どちらも日本では知名度が低いためか、配信サービスにもなかったり、ディスクも新品で手に入れる機会は少なくなっています。

それでもまだ変なプレミア価格はついていないので、新旧どちらも目にしたらすかさずゲットしてください。