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特撮・SF

映画『昆虫大戦争』感想:核兵器vs生物兵器。今だから現実味のある恐怖

作品概要映画『昆虫大戦争』は核兵器によって自国の覇権拡大を進める大国と、昆虫を生物兵器として人類滅亡を企てる女性、そのあいだで平和を守ろうとする日本人を描いたSF特撮映画。第二次世界大戦後の東西冷戦と米軍による水爆落下事故をモチーフに、争い...
虹をつかむ男

『虹をつかむ男 南国奮斗篇』感想・レビュー(ネタバレあり):「一生の仕事」など今の時代にはありえない?

作品概要『虹をつかむ男 南国奮斗篇』は映画をこよなく愛する男と、彼の周囲にいる者たちの悲喜劇を描いた物語。前作『虹をつかむ男』から設定を大幅変更しているので、前作を観たことがなくても楽しめる作品となっています。一生の仕事とは何か? 今の時代...
虹をつかむ男

映画『虹をつかむ男』感想・レビュー(ネタバレあり):ほんとうは『男はつらいよ』49作になるはずだったけれど……

松竹を代表する人気映画の『男はつらいよ』、1996年にはシリーズ49作目として『寅次郎花へんろ』の撮影が予定されていました。しかし主役の車寅次郎を演じる渥美清が8月4日に亡くなったため、西田敏行や田中裕子ら同作に予定されていたキャストのまま...
特撮・SF

映画『オートマタ』感想・考察・あらすじ(ネタバレあり)

『オートマタ』は2014年に公開されたスペイン・ブルガリア合作のSF映画。進化によって自我に目覚めた人工知能(AI)と人類の対立という古典的なテーマが描かれていますが、じつはロボットをとおして、人類の社会を風刺していると見ることもできます。
その他

映画『226』感想・あらすじ(※ネタバレあり)

作品概要映画『226』は戦前の陸軍によるクーデター未遂事件「二・二六事件を」モチーフにした作品。20億円の制作費をかけ出演者も豪華ですが、作品に対する評価はもう一つでした。監督は『極道の妻たち』『鬼龍院花子の生涯』などの五社英雄。公開年月日...
特撮・SF

『吸血鬼ゴケミドロ』感想・レビュー:放っておいても人類は勝手に滅亡するかも?

作品概要『吸血鬼ゴケミドロ』は1968年8月14日公開の特撮怪奇映画。宇宙生物による地球侵略がきっかけとなり、人間同士がエゴをむき出しにしながら争い合う様子が描かれています。現代の感覚で観るとホラー風味は薄味ですが、ゴケミドロよりもドロドロ...
その他

映画『時代屋の女房』感想・考察(ネタバレあり)

作品概要映画『時代屋の女房』は村松友視(ともみ)の小説を原作として1983年3月19日に公開。監督は1970年の『男はつらいよ フーテンの寅』を手がけた森崎東。渡瀬恒彦が骨董屋「時代屋」のちょっと朴とつな主人を、夏目雅子が気まぐれなネコのよ...
松竹

映画『丑三つの村』感想・考察(ネタバレあり)

映画『丑三つの村』は西村望(ぼう)のノンフィクション小説を原作として1983年1月15日に公開。1938(昭和13)年に岡山県で起こった「津山事件」をモチーフに、寒村にはびこる忌まわしい因習や排他的な村人たちの気質が描かれています。【主なキ...
その他

映画『八つ墓村 (77年版)』 感想: 主役を喰った山﨑努と濃茶の尼

松竹映画『八つ墓村』は1977年10月29日の公開。当時はテレビCMが盛んに放送され、劇中の登場人物・濃茶の尼による「祟りじゃ〜」が流行語となりました。主演は萩原健一ですが、もっとも存在感を示していたのは多治見要蔵と久弥の二役を演じた山﨑努...
民子三部作

遙かなる山の呼び声 レビュー 倍賞・高倉・吉岡の三位一体の秀作

映画『遙かなる山の呼び声』は1980年3月15日に公開された山田洋次監督による作品。1970年の『家族』、1972年の『故郷』に続く「民子三部作」と呼ばれるシリーズの最終作となります。女手ひとつで酪農を営むシングルマザーと訳ありな流れ者の男...