男はつらいよ

男はつらいよ 奮闘篇(7作目)幸せな生き方ってなんだろう?

『男はつらいよ 奮闘篇』は1971年4月28日に公開されたシリーズ7作目。マドンナは当時20歳のアイドル女優榊原るみ。寅次郎や花子のような「生産的な働き方」に適合できない人たちを描くことで、人それぞれの幸せについて考えさせられます。
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男はつらいよ 純情篇 (6作目) 人は誰でも自分の居場所が必要

1971年1月15日に公開されたシリーズ6作目。今作のテーマは「自分の居場所」。旅がらすの寅次郎にも「とらや」という巣があるから自由気ままに旅ができるんでしょう。そんな寅次郎とは対照的に、今作では居場所のない女たちが登場します。
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男はつらいよ 望郷篇(5作目)地道なだけが人生じゃないよ?

「男はつらいよ 望郷篇」は1970年8月26日公開のシリーズ5作目。地道な暮らしに収まることのできない寅次郎のダメさにホッとさせられると同時に、地道に生きられることさえ幸運となってしまった日本の現状について考えさせられます。
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新・男はつらいよ(4作目) ドラマ風味で原点回帰?

「新 男はつらいよ」は1970年2月27日公開のシリーズ4作目。前作からわずか1か月後の公開というタイトスケジュールのためスタジオでの撮影が多くなっていますが、そのためドラマ的な仕上がりになっているのは原点回帰と言えるかもしれません。
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男はつらいよ フーテンの寅 (3作目) シスコン説の原因?

シリーズ3作目となる『男はつらいよ フーテンの寅』は1970年1月15日の公開。1作目が前年8月、2作目が11月と非常に短期間での制作が続いたため山田洋次は脚本のみとなり、後に『時代屋の女房』などを手がけた森崎東が監督を引き受けています。
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続・男はつらいよ(2作目) ほんとうに「寄り添う」ってのはこういうことと教えてくれる佳作

『続 男はつらいよ』は前回からわずか3か月後の1969年11月15日公開。そのため坪内親子や実母との再会などドラマ版をベースとした内容となりました。今作は本当の意味で人の心に寄り添うとはどんなことかを教えてくれるハートフルな物語になっています。
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男はつらいよ 1作目 昭和の貧しさには希望があった

1969年8月公開のコメディー人情劇シリーズの第1作目。「フーテンの寅」ことテキヤの車寅次郎が女性に惚れては失恋を繰り返しながら、周囲の人々と時にぶつかり、時に心を合わせる古き良き義理人情の世界が描かれています。
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